天狼ノ星事件簿

今回も舞台裏で起こった出来事のうち、暴露できるところをつまみぐい



【デカサク事件】

今回のメインヒロイン枠は、オオカミのウサギ・サク。
配役はイノセンス100%の可憐で小柄な 楠 海緒嬢。
彼女が稽古を休む場合は、たいがい代役を
ZTON女子メンバー中 最長身の池田聡美嬢が務めたのだが、
その際の演出河瀬氏のいいぐさが

「海緒ちゃん休みか、じゃーデカサク(デカいサクの意)入って」

と あまりに粗雑だったので池田嬢への同情を禁じ得ない




【いなりずし事件】

劇中で使用されていた、とあるギリシャ語歌詞の楽曲。
開始後23秒あたりの
「ένα αίσθημα」


「いなりずっしがー」

に聞こえると一部で話題に。
気付くまではなんでもないことが
一度気付いてしまうともう取り返しがつかない




【女子楽屋王 下克上事件】

前回公演まで、用もないのに女子楽屋に入り浸る王といえば
為房大輔氏その人であったが、
今公演は新たなる刺客・伊藤純也氏(from 劇団オレと松本)が登場。
前振りもそこそこに、あっという間に女子楽屋に侵入し、
ああっという間に女子楽屋に馴染みまくり、
更に女子楽屋でメイクまで済ませてしまうという、
前王にも勝る破天荒ぶりを見せた

ちなみに伊藤氏はアンサンブルとしての参加であり
様々な勢力に加担するため、役名も定まらなかったが
メイク担当・T沢嬢によるメモには
「イトゥ」という役名が設定されていた




【タカ王ドS事件】

今回がZTON初参戦となった、
<天の章>エトゥ役の谷屋俊輔氏(from ステージタイガー)。
鎧った筋肉とねちこい台詞まわしで稽古場を席巻した。
特に、他人を見下し蔑む
「下賤が!」
だの
「下郎が!」
だのの台詞がとてもよく映える。
殺陣練習の最中にも隙あらば罵倒。
そのドSぶりを引き継ぐ形で、タカ王・ニソロ役の森孝之氏が
「罵倒の際に相手のアゴを持つ」スキルを発動。
ひたすら彼に蔑まれるタカのウサギ・マタ役の
鈴木ゆかこ嬢はもちろんアゴ持たれ王であり、
更にシャチ王・オルカ役の為房大輔氏もいつの間にかアゴ持たれており、
更に谷屋氏もいつの間にかアゴ持ちスキルを習得するに至った

森氏に関しましては下記のやりとりもお楽しみ下さい
https://twitter.com/morichip/status/333826477948821504




【蓋で…事件】

連休中の長丁場稽古 およびホール入り期間中、
弁当を持参する参加者が多数見られた。
とある本番日、いつものように楽屋でごはんを食べる面々。
が、楠嬢の様子に異変発生。
そこには

箸が無いので弁当の蓋で弁当を食べる

という、あまりにも可哀想な光景が展開されていた。
大山鈴世嬢(from アイランドプロモーション)が
髪型維持に使用している簪を提供するところであったが
別途、箸を調達することができたため事無きを得た




【夫婦揃った事件】

賢王・ホロケゥ役の大橋正幸氏(from (株)MC企画)と、
その妻・キムン役の福田きみどり嬢(from ドキドキぼーいず)。
それぞれ<天の章><地の章>のみの出演となるため、
夫婦役でありながら同じシーンで登場することはなかった。
しかし、公演最終日に集合写真の撮影があり、
このとき初めて、夫婦が夫婦として同じ舞台に並び立つこととなった。
周囲は何故か
「よかったねえ」「本当によかったねえ」
的なほのほのした感情で2人を見守っていた




このとき実は、変則ダブルキャストである
<天の章>チュク役の玉一祐樹美嬢(from 京都ロマンポップ)と
<地の章>チュク役のわたくしも初めて舞台上にて邂逅、
タプコプ役・出田英人氏 夢のハーレム状態が完成したのである


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他にも
蜜比呂人氏(from † RABBIT GANG †)があいほんを手に入れて浮かれたり
図書菅氏のヘタレリアクション王ぶりが感嘆ものだったり
遊戯王ブーム冷めやらなかったり
いろいろあったけど書ききれません…

もしかしたらまた追加するかもですがひとまず。


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千秋楽、トリプルコールいただきました。


土肥くんと、ラストの本番前にちょっと立ち話をして。
「これはZTONの代表作になる」
って。
拳を合わせて、頑張ろうぜって。


代表作に「する」んだ、って。全員で。


だから、あの涙は、なにより確かな礎。
ここから、また始まるのです。


みなさまのご感想がもれなく滾っていて、
そのグっときてる加減にこちらもまたグっときます。
今後とも、あの愛おしい集団を応援していただけると、私も嬉しいです。


ご来場、まことにありがとうございました!

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