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3月, 2018の投稿を表示しています

ひとりはなみきろく

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さみしくはないんだ 桜の見えるバーでのんだ記憶と鴨川で志津屋キメた記憶があります 京都最高

青鈍の底のスキマの話3

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2ステ目の気合い入れ。やるぞーオーのやつ。 音響オペれおくんが撮ってくれた、オペブースからみた我らのおしゃしん。 僭越ながら音頭とらせていただきました。 「さあわたしのからだをどこでもさわるがよい」 と言ってさしだしたのは確かにわたしですがあいつとあいつはほんま***。 わたし写ってはいけないものを持ってしまっていたので発光するわたし(三國学園徐庶先生ver.)で隠しておりますがどうかお気になさらず… 譜久村さんの陰陽寮建物探訪の話。 このシーン脚本にはなかったんですよね。 もともとはこう ・千賀が陰陽寮に新入りの双子姉妹をつれてきて譜久村立花に紹介 ・千賀が譜久村に「陰陽寮のなかをふたりに案内してやってくれ」と頼む ・譜久村「じゃあ、行こうか」 ・ト書き<譜久村、はける> ・双子の会話 です。 ホラ。 なんかスっとはけるよりも、具体的に2・3箇所くらい案内したくなりますやん? ですよね? やりました。 わたしがやりました。 譜久村役の菅原知香さんが稽古に来れなかったときの代役で。 わたしがやりました。 確かに戦犯はわたしです。 ローソンファミマセブイレだったり女子トイレ男子トイレ多目的トイレだったり第一食堂第二食堂カフェテリアだったり(いずれも名物はカレーうどん)、おもうさま陰陽寮内にいろんな施設を建造しましたよしましたよ。 しかしホラ採用したのは演出鍋田さんだから! ここで絶対緩和をいれといたほうがいいから! 譜久村さんは陰陽寮のことを詳しく知ってて頼れる人なんだなあってわかりやすくなるし! 結果的に「双子の部屋で終着」という流れも作れたし! (ちったんほんますまんで、でも役者としては絶対アレになると思てやな) ちったんプランとしては 「しもて前ハケ/かみて前ハケ」 「シェフの気まぐれうどん/シェフの気まぐれそば」 の2種があった模様です。 あなたのご覧になった陰陽寮はどちらでしたか? ちなみに立花の代役に入るときには全部サンシャイン池崎でやりました。 テンション! とても怖かった話。 役者を始めて早*0年。 舞台出る前、ハケ裏での緊張はめっきりしなくなりました。 稽古場でやってきたことの積み重ねがすべて、急にうまくなるわけでもなし。 みたいな

青鈍の底のスキマの話2

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今回なんと衣装・尋ちゃんがゲネプロのおしゃしんも撮ってくださったのであるほくほく。 ドウマンとセイメイ。 はてさてそうです配役です。 セイメイさんという大役をいただきました。 成長するセイメイさんの、肉体はいちばん成長しきったぐあいの頃合いのセイメイ(大)さん。 (中)さん=かなめちゃん、と(小)さん=はいじんちゃん、もいます。 時系列的には セイメイ(中) ↓ セイメイ(大) ↓ <生まれ直し> ↓ セイメイ(中) ↓ セイメイ(小) ↓ <死に戻り> ↓ セイメイ(霊体) ↓ <青の死> ↓ セイメイ IN 命弥 となるわけですヒャーたいへん六重構造。 稽古場の隅っこにてセイメイ会議を執り行いました。 いつも心に他の二人を置いて、いま自分がどこのセイメイさんになっておるのかを忘れぬように。 ともするとワーなってましたが。主にかなめちゃんが(作者!!)。 重松よしこがセイメイを演じる、というよりは、三人の体をセイメイが渡り歩く、みたいなイメージでした。 外せない枷があるぶん、やりがいもありました。 他のおふたかたはどうだったかな。どうだろ。 そしてがっちょり絡む相手役としてのドウマンさん。上田さん a.k.a. 朋友長。 いやこの御方もかれこれ初対面から20年弱になりましょうか、しかしここまで絡むの初めてでしたね。 前回白いるか『朱に眠る』でも一瞬の邂逅でしたしね。 んでも事前にあんまり合わせなくてもなんでかしっくり稽古できました年の功。 陰陽寮の旗を振るセイメイ、彼女を支えるのは俺だと自負するドウマン。 しかしいつしか道は分かたれ、悲劇が始まります。 終盤、セイメイとドウマンの物語をもういちどなぞるラストアクト。 これは「ドウマン視点から見た物語」であるので、一発目のシーンとはちょっと見せ方を変えていたり。 三人称だと堂々として怖いもの無しのセイメイ。 しかしドウマン一人称となるラストアクトでは、ちょっとあやうい、足元がゆらぐような風味を足したりしました。 「あそこで俺がもっと強く止めていたら、あるいは」 と、思いたかった、ドウマンの、夢。 そいえばセイメイとドウマンの名前がカタカナ表記なのも。 「この物語はあくまでフィクションでありファンタジーで

青鈍の底のスキマの話

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演劇ゆにっと白いるか『青鈍の底』全日程終了いたしました。 御来場ありがとうございました。 関係者各位お世話になりました。 ハイちょっとロスっているのかもしれないです。 配役記載の話。 当日パンフレットには、役者の名前は載っていたのですが、配役は書いていなかったのですよね。 それもそのはずで セイメイ: 西山かなめ はいじん 重松よしこ ドウマン:上田直人 生駒命弥(みや):西山かなめ 生駒青(はる):畑迫有紀 千賀和臣:押谷崇史 譜久村慧:菅原知香 立花唯月:來家朱里 アンサンブル:工藤彰彦 菅原三花 瀬戸銀乃 こうなっていたから。 三人一役かつ一人二役、というトリッキーなことをやっていたわけです。 いわゆるネタバレ防止。 ですがしかしですがしかし、自分もお芝居を観たあとで 「あの役をやっていらした役者さん、お名前なんとおっしゃるのかしら、今後の作品も観てみたいわ、ツイッターをフォローしたいわ」 てなことがありますゆえ、ここに公開する次第でございます。 イヤ先にツイッターにUPしてました。 情報は鮮度が勝負ですさかい… ていうか漢字表記もね! 「青」で「はる」なんですよね!(読み合わせ段階で読み間違い多発地帯) 刀の話。 陰陽師達が使っている、白い刀。 あれは、物理的に刃がついてるわけではない、そうです。 実はアレ、「魔を祓う」能力が宿っている特殊な刀でして。 だから、鬼に取り憑かれた人を斬るときも、肉や骨をざくざくしているわけではなく、悪い気をとりはらって救うためにさくさくしておるわけです。 そしてのちほど治癒をほどこし真人間に戻してあげるという寸法。 ですから下のおしゃしんでわたくし躊躇なく刃の部分を握っております。大丈夫ですケガはないです大丈夫です。 逆に、鬼や鬼に取り憑かれている人間が使っていた銀色の刀は、フツーに陰陽師の体を斬りつけるものです。 立花も譜久村もがっちり負傷しておりました。 よし、もうちょっと続くかもしれない