王の血脈のスキマの話 2


タケシバ隊長へのメタモルフォーゼ中


配役で旨味あるところを頂いて有難う河瀬くん、って
ZTON出させていただくたびに思います。

だってね!
何年も役者やってたって、
めったに演じることできないとおもうんですよ。
ヒゲのおっさん

おんなの身でありながら
ヒゲのおっさん

画像をご覧いただいたPんださん(宝塚歌劇にたいへん造詣が深い)から
レット・バトラーやん!
とまで言って頂けてひゃっほいってなりました

いやあ、女優の夢ですよね
ヒゲのおっさん


本番日の準備といたしまして、役者は各々の楽屋にてベースメイクまで済ませ、
順番にメイクさんに呼ばれてメイク部屋へ出頭し、さまざま拵えていただく
という手はずになっておりまして

隊長、結構トップめの順番だったので早々に出頭し
メイク完了後は主に楽屋でじっとしておりました

外出できないというのももちろんなのですが
廊下で技術スタッフさんとかとすれ違う際に
「え、コイツ誰!?」って二度見される事件が頻発し
これはもう驚かせてはイケナイな、と
おとなしくしておこう、と

(あと、お手洗いに行くときは周囲に
ひと気がないかどうかを結構気にしておりました)


んでもって、やはりこのメイクも一朝一夕で完成したわけではなく

メイク神T嬢とともに、今回アシスタントとして召喚されたMくんとN嬢
のうち、とてもおきれいなお顔立ちかつ常時キュートな笑顔で
主に男性役者陣を続々ノックアウトしていたN嬢が
隊長の顔と髪を担当してくれてて、

そのN嬢はメイクプランを考える際に
自宅にて

自らのおかおに
この隊長メイクを施して

T嬢に提出していたというのです
よ!

その話をお伺いした翌日。
N嬢の隊長メイク画像を見せていただきました。

もうね!
もうね!

くちもとがニヤリとしていて。
とても楽しそうな様子がにじみ出ていて。
隊長のむねは、げきあつだったのです。

N嬢が自分の顔にヒゲを描いてたその時間も、
『王の血脈』をかたちづくるピースのひとつ。


目に見えるものがすべてじゃない。


あともうちょっと語りたいのですがいいかなあ

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