非電源遊戯 かなしみかるた
取り札
新しい非電源遊戯を考案いたしました。
発端はこの日にあった何かしらのかなしみです。
あっ かるたつくろう
— 重松よしこ (@mmbx) 2015, 11月 30
いままでにあったつらいことかなしいこと かるたにするんだぁ
— 重松よしこ (@mmbx) 2015, 11月 30
この日から始まったかなしみかるたのレギュレーション構築のようすや試遊・本戦の所感等は#かなしみかるたをご参照ください。
今年かなしいことがあったなら是非、この年末にご友人やご家族と遊んでみてください。
改良点や新しいアイデアなどがありましたらお知らせくださいますと嬉しいです。
かなしみかるたレギュレーション(20151229更新)
■かなしみかるたとは■
- 基本的に、百人一首のシステムを借りたシンプルな札取り遊戯である
- 参加者のつらみかなしみを昇華することが目的である
- そのため、年末や年度末や夏の終わりなど、暦の節目に行うのが望ましい
■基本情報 準備するもの等■
- 参加者…3名~
- 筆記用具…人数分
- 読み札用の紙…参加者数×5、6枚。書いた文字がウラに透けない紙ならなんでもOK
- 取り札用の紙…参加者数×5、6枚。名刺用カードや大きめの単語帳など、ちょっと厚みのあるものが最適
- 所要時間…正直読めないがたぶん60~90分くらい
■準備編■
- 事前準備:遊戯の2~3日前に、最近あったかなしみを五七五にまとめるよう参加者へ連絡
└ 多少の字余り、字足らず、自由律もOK。各自5、6句ほど(※1)作成のこと - 当日準備:用紙を配布し、読み札と取り札を作成
└ 使用する句の数は参加人数により微調整(総数20~30句程度まで)
└ 読み札…オモテ面に五七五を書き、ウラ面に作者の名を書く
└ 取り札…最後の五文字だけを書く。多少の補足説明やイラストを添えても可
※1 遊戯編6にかかるカロリーを鑑みると、この数あたりが上限と思われる
■遊戯編■
- 取り札をランダムに並べる
└ 書かれている五文字が重複した場合は、1枚を残してよけておき、遊戯内でその1枚を取った人がかぶりの札すなわちかなしみを全てひきとる - しばらく鑑賞タイム
└ さまざまな五文字を眺め、そのかなしみの全貌におもいをはせる - 読み札をシャッフルして揃え、裏面を上にして場の中央に設置
- ウラ面の記名にしたがって、作者が「かなしみます」と宣誓を行い、自らかなしみを読み上げる
└ 2回繰り返す。読み方はお好みで - 読み上げ開始時より作者以外の全員で該当札を取り合う
- 状況により、作者は作品に関する補足説明を行ってもよい(※3)
- 取得者は作者に慰めの言葉をかける(ドンマイ!/つらかったね/元気だして 等)(※4)
- かぶり札(2枚目以降)が読み札として出た場合は、読み上げと1枚目の取得者による慰めのみ行う
※3 実はこのターンがこの遊戯の肝である あらゆる伝達手段(小芝居、図解、動画 等)を用いてよいので思う存分かなしみをぶちまけること 但しあまりにも長時間だとやはりアレなので引き際も肝心
※4 時に、かなしみがあまりにもアレで慰めの言葉が探せないため手も出ないということもあるがみんなでがんばること
■フィナーレ■
- いちばん札を取った人を「かなしみ昇華神」として崇める
- かなしみ昇華神が「みなさんのかなしみは全て昇華されました」宣言を行う
- 取り札・読み札をお焚き上げ(※5)して次節の幸せを祈り終了
※5 札はのちへの禍根を残さぬよう必ずその場で処分すること 消化用水を用意し、札を細かくちぎって灰皿等のなかで燃やすのが望ましい
(やっぱり燃焼という現象には何らかの浄化作用を感じます)
(火の取扱には充分にご注意ください)
読み札
■そのほか■
- 使用している画像は、試遊・本戦含め筆者が作成した25句のうち、WWWでの公開に耐えうる句を選択したものである
- つまり他のアレはガチでアレでギリである
- 見聞きしたかなしみをSNSやWWWにUPしてはいけない、絶対にいけない、燃やしたら忘れろ、必ずだ
- みなさまも是非、非電源ならではのギリを楽しんでください
- あと、かなしみを熱弁しすぎて喉が枯れたりするかもしれないのでご注意ください
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