天正のリア王事件簿

なんかひさびさだな!
『天正のリア王』事件簿


【甲冑パラダイス事件】
今作の目玉は甲冑を着用しての演技・殺陣。
普段、本番中の舞台裏は極力静かにするものだが、
今回は、そりゃもうなりふりかまわず
好き放題ガッチャガチャいわせていた。
甲冑着付け検定があれば全員1級確実

筆者が浜崎氏(弥三郎:信長家臣)の
甲冑解除補助に入った際、うっかり手甲を
防火バケツの水に浸してしまったのは
良い思い出

すみません


【いろいろ紛失事件】
甲冑に加え、衣装小道具転換もすさまじかった今作、
本番中の舞台裏ではいろいろなものが無くなっては現れた。
池田嬢の家康髪飾り、蜜氏の刀(銘:茄子丸=ちょっと紫だから)等。
茄子丸にいたっては紛失後厳重な管理がなされ、
待機中は「刀を触ったら殺されるよ」とメモが貼ってあった

その他、刀に関しては
必要本数に対して手持ち本数が足らず、
舞台裏で出番終わりの役者から
出番待ちの役者に刀をトスするという
アクロバティック・その場シノギ・システムが
採用された

しかし筆者がいちばんテンパったのは、
筆者の衣装換えの際、介助に入ってもらう予定の
梅子嬢が紛失した一幕(すっかり忘れて楽屋にいたっぽい)。
周囲からも
「あんなにテンパった筆者を見たことは無い」
と評判に


【disり台詞事件】
毎回恒例のdis合戦。
他人のおいしい台詞をスキあらば連呼する遊び。
今回は
押谷氏(長門:信長家臣)「後世にいぃ!」
玉一嬢(蘭丸)「いーよぉー」
がdis人気を二分した模様。

イントネーションで言うなら野田嬢(お濃)の台詞
「それもこれも、」
がしばらくなまりっぱなしだったことにも一同ハラハラしていた
(メロディーで言うと「てんやわんや」と同じ感じ)


【為房の心折れる事件】
著者(将軍)と為房氏(林:信長家臣)の
心あたたまるアドリブシーン。
将軍の
「ヒマつぶしに●●をよこせ」
「ムリです」
「じゃあおまえが形態模写をせよ」
というムチャぶりに家臣が疲弊する。
ムチャぶりネタは稽古場で振ったものもあり、
本番直前の客入れ中の楽屋で勝手に決めたものもあり

ネタ順:
1ステ=モンハン
2ステ=モンハン
3ステ=ワンピ全61巻
4ステ=モンハン ※僕の考えたモンスター篇
5ステ=テトリス

4ステにて新種モンスター
「キツツキリス」が誕生。
その後、伝説として語り継がれることとなる


【△事件】
ワルサー嬢(長政:近江国主)が
「アンケートに"ワルサー△"って書いてあった…
 △=イマイチ、ってことですかね…」
とヘコむ。
筆者は必死に
「それはネットスラングでね、
 △ → 三角形 → さんかっけー → さんカッケー(かっこいい)
 っていう言い換えでね、総じて

 "ワルサーさん カッケー!"

 っていうことだよ!」
と弁明するばかりであった


【大田氏妊婦事件】
それまでのあれもこれも全て昇華する打ち上げでの席、
満腹状態の大田氏の腹部の突出ぶりが話題をさらう


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総じて面白かったなあ。もう。

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